22→23
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
2023年も変わらず、自分の興味を少しずつ、日々カタチとしてつくっていければと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
2023年も変わらず、自分の興味を少しずつ、日々カタチとしてつくっていければと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
以前にフィルムで撮った写真の整理をしている。
適当にストレージ箱に放り込まれた、時系列がこんがらがった写真たちは違う世界線の風景のようにも見えて、ゆえにいちいち新鮮に感じてしまう。
焼失前の、尖塔も美しいノートルダムドパリ。
これは16年前、2004年。
興味が無いわけがなかろうに、斜に構えて、ツーリスティックな名所を被写体にすることが気恥ずかしいような感覚があったのか…? ほとんどそういった場所の写真が残っていない自分にとって、これは奇跡のような一枚。
現在では随分と遠くなってしまった場所。
親しみと懐かしさすら覚える空気、匂い。
2月に買付で訪れた際には、久々にパリ市内を一日中歩き回った。
建造物の美しい連なり。
その隙間からエッフェル塔が見えた時の、あの煌めくような感覚を、青臭いと嗤われようが僕は一生守っていこうと思った。